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記事の更新を今日で最後とします。
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    最後に当たって何を書こうかと、少々迷うところでは有りますが、やはり自分の一番言いたい事を書くことにします。

     

    まず人間はどんな人であろうと「自分自身の生きたいように生きている」ということだけは知っておいてもらいたいと思います。何故ならどんな人にでもその人なりの「基本思想」というものが有り、人は必ず「基本思想」に従って思い、考え、行動するものだからです。

    幼い子どもが無邪気なのは「基本思想に邪気が無い」からですし、弱肉強食さながらの環境でイキイキとしている人は「基本思想に弱肉強食の考え方を持っている」からに他なりません。また「イジメ」や「引きこもり」といった行動も同じく「基本思想として持っているもの」に応じた生き方をしているに過ぎません。

    ここで重要な事は、人間誰しも「基本思想に無いものは逆さに振っても出てこない」と理解することです。

     

    こうした人間の「実相」によって私たちが知り得ることは、このようにほとんど「自分なりの基本思想に支配されている」と言っても良い人間が「容易に他人の思想に感化されたり、他力によって基本思想に修正を施されたりすることはほぼ期待出来ない」という事であろうと思います。

    確かに表面的には「悪い仲間に感化される」とか「悪い誘惑に乗せられる」などといった所謂「悪い方向になびきやすいのでは?」と思わせられるケースが多々有るのは事実ですが、それとて「基本思想にまったく無縁」だった訳ではなく、むしろ単に「隠し持っていたものが顕在化」したと理解した方が問題点の所在が遥かに解りやすくなるはずです。

    何れにせよ多くの人たちが既に「ともすると自己中心の方向に流されやすい基本思想」を持って生きていることは事実です。

     

    そうした現状も有り、人間が「良い方向に基本思想の舵を切る」ことは益々以って至難の業となっています。

    前述の如く、通常人間は自分の基本思想を正しいものと信じ、それに従って「生きたいように生きている」のですから、余程「自らの基本思想自体に不信を抱き不都合を感じる」など無ければ、ちょっとやそっとでそれを変えようとは思いません。何故ならそれは、それこそ「長年築き上げた実績や将来イメージをご破算にする」ぐらいの意味を持つかも知れないからです。

    しかしそこが人間のすごいところで、人に依っては「自ら退路を断つ」ためにわざわざ自分で過去の栄光や現在の安住の環境に見切りを付けて一切を破壊して捨ててしまう人すらいますが、そういう人はむしろ稀でたいがいの場合は「行き詰まって窮地に立たされた末」に決断を強いられる形となるでしょうが、何れにしてもそのくらいの事が有ってなおかつ自発的な求めが無ければ「そう簡単に基本思想は変えられない」ということです。

     

    結局のところ人間は、そのきっかけはどうであれ本人が「変わりたいという(気持ちではなく)心が持てるか否か」が分かれ目になります。それが容易に持てた人は「運が良い」としか言い様もなく、方やなかなか持ち得ない人は「運が悪い」としか言い様が有りませんが、だからと言ってそれを他人がどうこう思うこと自体が正しく有りません。何故なら、どうしてその人は「運が悪い」のか他人には知る由もないからです。(私たちは神では有りませんので。)

    それ故私たちに出来る事と言えば「いつも自分の眼前に対してベストを尽くすこと」でしかなく、それが唯一の自己評価の対象であるということ以外に考えるべくも無く、そして人生の最後の日まで、ただただそれが継続出来れば良いと思っています。

     

    2年8ヶ月余りの長きにわたり、ご精読頂きありがとうございました。

    | 青少年の味方の人 | 霊的考察 | 09:36 | comments(0) | - |
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