青少年の何でも書き込み寺 (大人も可)

世の中や生き方についての疑問、質問など、何でも受け付けます。コメント欄(Comments)に書き込んでください。

ただ言いたいこと、書きたいことを書くだけでもOKです。(その場合は「コメント不要」と書き加えてください。)

当然ですが、法に触れるようなことは公表できません。また、他人の実名入りなども同様です。
そのような内容はメールでお願いいたします。(プロフィールにあります。)

なお、本名での書き込みはプライバシー保護のためお勧めしません。(ハンドルネームなどご利用ください。)

※当サイトは基本的にリンクフリーですが、貼り付け先等ご一報頂ければ幸いです。
社会の建前と本音について
0

    (国際社会であれ日本社会であれ地域社会であれ)私たちの社会に建前と本音が存在するのはもはや周知の事実と考えて良いだろう。それは具体的には、理路整然と整えられ明示された(一点非の打ち所のない)建前上の社会システムと、それに対して現実に社会で何が起こり、結果として社会がどうなっているかを精査することで識り得る本音の部分に分ける事が出来よう。(例えば「公文書は改ざん不可」という建前の一方で、役所が利する様に「公文書の改ざんは従来より行われている」という内情(=本音)が伝えられている。)

     

    また、一説に拠れば社会は(建前と本音という観点から)少なくとも「三層構造」になっているとの事らしいが、仮に四層あろうが五層あろうがひとつも不思議ではない。何故なら、ひとつの建前に対して「本音をどこまで明かすか」という程度問題はおそらく(相手相応に)「無断階的」に生ずると思われるからだ。つまりその場合、実質的に社会の最高権力を掌握する側が「本音をそっくり明かす」階層がその社会の実体であり、社会の最深部ということになる。

     

    但し「真実は何か?」という観点で言えば「本音を明かさない」こと自体は善でも悪でもないと言え、「釈迦も方便」の喩えにもあるように、通じない者や理解の及ばない相手に対しては「段階的」に理解の及ぶ範疇で相対することが正しい選択とされるからだ。故にこうした何らかの「階層構造」は(本音の善悪に関わらず)社会の効率的で円滑な運用を計る際には必ず存在するものと考えて良いと思う。(子が親と、平社員が社長と同等の認識を持たなければならない理由はない。)

     

    それはさておき、現社会の問題点は、表層の建前に於いては常に(カモフラージュ用の)「善意」が示され続けてきた反面、深層の本音では恒常的に「悪意」が渦巻いており、そのためあらゆる結果が(人々の意に反して)「悪い方向」にしか向いて来なかった事だ。(人々の反戦の意に反して国際的な緊張が高まる一方なのもそうした理由だ。)だからこそこうした現状を改善し、本音に於ける社会の善意を取り戻すためには最低限、表層という建前に隠蔽された「悪意の実態」を浮き彫りにし、それらと対峙し検証を重ねた上で明確に「ノー」と意思表示する必要があろう。

     

    因みに「社会に於ける建前と本音」も「人間個々に於ける建前と本音」も、質的、構造的には同じと考えて良く、故に「幸福な社会」と「幸福な人生」は同義と見て良い。何故ならどちらの本音も「人間性」に根ざしたものであり、(良いとされる)社会システムと個々の生活様式のどちらも「人間性」に基づいている事は、疑う余地もないからである。

    そこでこの際「何故人間性が豊かであるほど幸福度が高いのか」を明確にしておく必要があろう。それは「論理性は元々人間性が有しているもの」だからである。

     

    つまり「幸福とは論理性の帰結として存在する」と言うことが出来る。(何故なら「絶対的な安心と安全」が前提となるからで、論理の整合性のみがそれを保証するからだ。逆に言えば人はそれを得られないから幸福と感じない。)

    その意味に於いて人間性の豊かな人は容易に論理性を理解し、幸福に至るが、人間性の乏しい人は(高学歴であろうとも)決して論理性を理解出来ない。(敢えて言うなら「合理性止まり」で、それは感性に表れる。)故にそういう人々は「都度の満足」は得られても、決して幸福を感じることはない。

     

    ではどうすれば「豊かな人間性」を得ることが出来るのか。答えは非常に簡単で、「霊界を無条件に受け入れる」もしくは「良心に全面的に従う」ことで道が開かれる。(逆に言えば、それ以外にない。)

    | 青少年の味方の人 | 霊的考察 | 09:09 | comments(0) | - |
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930     
    << April 2018 >>