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何でもかんでも「並列関係」にするな
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    物事の仕組みは「縦の関係」と「横の関係」で作られています。もちろん社会構造も人間関係もそうです。(本質論としては「縦横陰陽」で説明されますが、そのことは取り敢えず置いておきます。)
    人間も普段から(半ば無意識に)縦と横の関係を感じながら生きています。実は、そこには果たして「何が自然で何が不自然か」という厳然とした論理的整合性が存在するのですが、近年に於いては「それを無視したり取り違えたりすることによる歪(ひず)みや軋轢」が多々見られるようになりました。そもそも「物事を正しく理解する」ということは「縦横の関係を正しく理解すること」と言っても過言では有りません。ですから、まずそこでつまずいてしまうと、物事は決して良い方向には向かいません。

    そこで最初に押さえておきたいのは、人間にとっての「縦横の関係」とは具体的に何を指しているのかということですが、言葉の持つイメージから、間違っても「縦とは縦社会のことで、一般的な権力構造に於ける上下関係」などと思わないで頂きたく、一応釘を刺して置きます。
    まず「縦の関係」とは「責任という概念を前提とした抱合関係」のことです。おそらく、その殆どは「親子関係」になぞらえて説明可能な事柄になると思われます。
    次に「横の関係」とは「責任という概念を前提としない協力関係」のことで、前者に倣(なら)うならその関係性は「兄弟(姉妹)」に例えられるものと言って良いでしょう。これはもちろん、兄弟同士の関係性で責任の概念が全く生じないという意味ではなく、あくまでも「構造的なものか否(=任意)か」というレベルでの問題です。

    次にいくつかの例を挙げて、問題点を押さえて行きたいと思います。
    例えば、現在も沖縄の普天間基地の辺野古移設問題で、国(=日本政府)と沖縄県(=地方自治体)の関係が割れていますが、この場合の「国と地方」との関係は「縦の関係」即ち「責任という概念を前提とした抱合関係」に相違なく、間違っても「責任構造」から外れた「並列関係」ではないはずです。従ってノーマルに考えるなら、国は「親が子を思う気持ち」で問題関係に手放しで臨むべきであるはずです。その際「最も重大な誤り」が考えられるとすれば、それは国が「強権」を発動してゴリ押しすることであり、それは我が子の苦しみに対して「親の顔に泥を塗るな!」と凄んで見せることと同じです。そこではいつの間にか「親と子が並列関係」に陥っていますが、これは明らかに「親の間違い」です。

    また、世の中の母親の中には「夫婦の離婚」を年端も行かない我が子に説明する際に一言も詫びること無く(欧米流と称して)「だってママが幸せを感じなかったらアナタも不幸でしょう?」という理屈をコネる人がいるそうですが、これも典型的な「親子関係の歪曲」であって、物の見事に「親子関係を並列化」していることになります。何故なら、それは言葉を変えれば「ママが楽しくない時は、オマエの世話は出來ないヨ」と言っているのと同じだからです。いったいこのような発想のどの部分に子どもは「親の愛」を感じることが出来るというのでしょうか?子どもの人生が「親の気分」で左右されたのでは、子どもはタマったものでは有りません。是非ご一考頂きたいと思います。
    因みに「母親」に限らず「父親」でも同じことですが、たまたま聞き及んだ話がそうだということで、それ以上の「他意」は有りません。

    とにかく、今の人たちは「責任」という言葉を殊更嫌うようです。いや、「責任者」という響きは好きだが「責任を取ることは嫌い」と言い直した方が良いかも知れません。(そういう総理大臣を一人知っています。)そのため、何でもかんでも「並列関係」にしてしまうのですが、それは「不幸の原因」にしかならないということに早く気が付くべきです。何故なら、それは「本質的な誤り」だからです。
    | 青少年の味方の人 | 大人になるための大事なこと | 09:02 | comments(0) | - |









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