NHK籾井前会長の「政府が『右』と言っているのに我々が『左』と言うわけにはいかない」という、謂わば政権への「忖度宣言発言」以来、年に2回のペースで(地域の受信料徴収業務を行う)NHK西東京営業センターの担当者(主任クラス)にアポを取って「意見、感想、評価を伝えるため」毎回こちらから出向いております。その上でこちらが納得出来れば「対価」として過去の受信料を払うという条件であって、近年のNHKの著しい劣化からしても当然先払いなど出来る状況ではなく、それが私なりの物事に対する「対峙」の有り方です。そのための下調べをしたり、根拠となる記事や記述のプリントアウトを持参したりと、はっきり言って面倒くさいですが、およそ「対峙」とは面倒くさいものであり、またそれ無くしては物事を先に進めることは出来ないと理解しています。ここで1つ重要な事は、対峙とは「争う」ことではなく、「身を以って説得に務める」ことだということです。
今回、担当者に伝えた要点は以下の通りです。
◎ NHKの元記者、相澤冬樹氏の告発に対する不誠実な対応。
◎ NHK番組「日曜討論」に於ける安倍総理の「あそこの珊瑚は移植した」発言への疑義に対する不誠実な対応。
◎ 岩屋防衛相の「脅威を感じるのはむしろ丸腰の哨戒機」報道の垂れ流し。(哨戒機は艦艇攻撃可能機種)
◎ NHK上田会長のステルス性が「NHKの変質」に拍車を掛けている。(籾井氏の方が見える分まだまし)
◎ 結果、NHKは恣意的、意図的に報道を歪めているか、もしくは天然ボケの集団かの2つに1つだが、後者は考え難い。
しかしながら今年はすでに「対峙の年」ではなく「結果現象の年」なわけですから、巨大組織NHKとて予断を許さない状況に陥りかねません。
今後は、自分の人生を自分でプロデュースする気概の無い人は(たとえNHK職員と言えども)非常に厳しい局面に追い込まれるに違いありません。